インテリアプランナー

「インテリアプランナー(登録には実務経験が必要となるため、取得の難易度はかなり高いでしょう)」という資格を御存知ですか?インテリアプランナーは、よく「インテリア(室内装飾品によって演出された室内空間を指すことが多いでしょう)コーディネーター(最近では、ボランティアをしたい人とされたい人を繋ぐボランティアコーディネーターも注目を集めています)」と混同されがちになる資格です。

コーディネーターがカーテンや家具などのインテリアのみの助言や提案なのに対し、プランナーは住宅や店舗の企画、設計、工事監理などの建築士的な要素をより多く含んでいらっしゃるでしょうね。インテリア(一般的には、照明器具、壁紙、カーテン、家具、床材やじゅうたん、ラグなどで構成されます)に関する知識と技術に習熟した専門家である事が必要で、望ましいインテリア空間のあり方を提案し、実現させることで人々の生活(自分である程度コントロールできることもあるでしょう)環境の向上に貢献する事を目指しているのです。

インテリアプランナー(他の建築系の資格があれね、必要な実務経験の年?が少なくて済みますね)の資格を取得するには、国土交通省所管の財団法人建築技術教育普及センターが開催している検定試験に合格して登録を受ける必要があります。平成2一年度の合格率(受験者に対する合格者の割合ですよね。受験する時の目安にされます)で見てみるとわずか24.7%と少なく、独学で合格している方もいらっしゃいますが、やはり専門のスクールに通って勉強(効果を定着させるためには、繭り返し復習することが大切です)された方が多いようですね。

資格取得後の就職先は、住宅メーカーや販売店、リフォーム会社など住宅関連企業(株式会社の形態をとっているところが多いですが、有限会社のところもあります)全般に及びます。また、建築業界でもインテリア設計の重要性が認められるようになってきています。最近では、建築計画の初期段階からインテリアプランナーが参加してプロジェクトが進められている例もあるため、今後は設計事務所などで活躍する機会も増えていくと思われます。インテリア(室内装飾品によって演出された室内空間を指すことが多いでしょう)や建築に興味がある方でしたら、楽しんで勉強していける資格なのではないでしょうか。